「黄斑前膜」手術日記

黄斑前膜を発症して手術、その後の経過を過去に遡って書いていきます。同じ病気でお悩みの方のご参考になればと思います。

黄斑変性と診断されて

最初にわかったのは、会社の年一回の健康診断です。眼底検査の結果「黄斑変性」と診断され、「医療機関での定期の経過観察を行ってください」とのことでした。当時は黄斑変性がどんなに大変な病気かは知らず、何しろ仕事が忙しかったのもあり、それが何かを調べることすらしませんでした。でも一応、以前から利用していたちょっと大きめの眼科に検査を受けに行きました。その病院は、三つの診察室があり、順番に患者さんが入っていくのでどのお医者さんに診てもらえるのかはわかりません。つまり、毎回違う先生に診てもらうことになります。ですから、その度に若干意見が違います。逆を言うと色んな意見が聞けるということにもなります。そこで半年ごとに受診しました。

検査は

「視力検査」

「屈折力検査(気球を見るやつ)」

「眼圧検査(空気を当てるやつ)」

「OCT検査(瞳孔を開いて網膜の断層を撮影するもの)」

その後、問診です。

お医者さんの診断は

「左は少し進行していますね、右は変わってません。ま、様子を見ましょう。」とか

「左はあまり変わってませんけど、右が少し進行していますね。ま、様子を見ましょう」とか、、、

そんなやり取りだったので、当初は特にあまり心配せず、とりあえず経過観察を事務的に続けていました。