「黄斑前膜」手術日記

黄斑前膜を発症して手術、その後の経過を過去に遡って書いていきます。同じ病気でお悩みの方のご参考になればと思います。

メガネで視力が出ない。

私は顔が小さいので、日本のメガネではサイズがなかなか合わず、48mmから揃うアメリカのShuronというメーカーのものを使っています。そのメーカーを取り扱っている渋谷の眼鏡屋さんに、久しぶりに新しい眼鏡をつくりに行きました。右の視力は変わりませんでしたが、左はなかなか視力が出ません。レンズをいろいろ試してくれたのですが、1.0以上出ません。お店の人が苦労していたので

「もしかして、黄斑前膜という病気なのでそれが影響しているのかもしれません」

「あっ、そうですか。利き眼はどちらですか?」

「わからないです。」

「じゃあ、手を望遠鏡のようにして覗いてみてください」

手で筒型をつくり左目で覗く。

「あっ、利き眼は左目ですね。」

なんでも、片目で望遠鏡を覗くときに使う眼が利き眼だそうです。

「利き眼が悪いのはつらいですね。」

そうなんだ。でも、出来る限りで調整してもらい新しい眼鏡を作りました。

このころから、黄斑前膜が少しずつ進行しているのかなという不安を感じて来ていました。